EDHにおける異界月のスポイラーの話
2016年7月2日 MTG/EDH/◯◯話■異界月の現時点での公開情報は、EDHにとって有益なカードが多くいろいろと
個人的には期待感が高まっている。
現時点で成立している統率者のデッキをさらに伸ばすもの、
邪魔せずに補強するもの、
もしかしたら新しい統率者を台頭させるもの、とバリエーションも豊富。
■気になっているものから雑に感想
①新タミヨウ
バントカラーってのはかなり予想を外してきた印象。
EDHでのバントカラーといえばパッと浮かぶのはラフィーク、デリーヴィーあたりが一つ上に出ていると思うんだけど、
こいつらに共通する、というよりはバントカラーのデッキの形の一つとして、
最終的に一撃必殺は視野に入りつつ、基本的にはクリーチャー戦ありきのフローチャートに、大きく寄与するプラスと小マイナスの能力。
プラス能力は自分のクリーチャーはもちろん、相手のクリーチャーを対象にして緩い攻撃抑制というか、ただでは殴られないことにも使えること、
小マイナスは防御に使ってもよいが一撃必殺をキチンと通すために使えること、
奥義はまぁ多く語ることもないでしょう、全知効果の紋章。
単純に4マナで忠誠4スタートというのもいい感じ。
EDH、バントカラー、という点で、3ターン目に3色ある計4マナは普通に出せなくない数字。
割と地味ではない働きをしそうで注目です。
②狼ロボ
まぁもちろんそのままじゃどうしようもないんだけど、
2マナ5/5なら何かしらのP/T参照で5点!って言うためのカードになりうるだろうか。
EDHではちょっと微妙かもしれないけど、こういうカードの変な創造力を刺激する感じ、嫌いじゃないなぁ
きっと本来の想定された役どころは、
マッドネスやらを調子のって使う相手を咎める存在なのだろうけども
③赤い寄付(仔猫)
同じことが違う色で出来るようになるというのは、色が大事なEDHではとてもいいことっぽい。
実際問題、寄付が青じゃなくてこの色だったらなぁとか思うことが多かったので、イタズラが出来る可能性が少し広がった。
些細な差ではあるけど、元祖と違うのは「プレイヤー」が「対戦相手」に変わっていること、
用途的にはまず問題はないけれど。
④ギサとゲラとグリとグラ
ゾンビが墓地から唱えられます!
これだけで例えば始めたばかりの初心者でもいくらでもひどいことが出来ると思う。
基本的にはこれと何かを用意するだけで無限っぽい動きが出来るものが結構ある。
ゲラルフみたいな顔のちょっと神経質っぽくてくたびれた感じの外人のおっさんはどストライクです。現代ドラマなら元刑事で仕事頑張りすぎて妻と子に逃げられた感じの。
それはそうと、「ギサ単体」のカードと「ゲラルフ単体」のカードと「ギサとゲラ」のカードが自分の場に全部並ぶのが地味に面白い気がします。
ほとんどシナジーはないのであんま意味はないですが。
って思ってたんですけどなんか毎ターン1回だけみたいな感じらしいですね。残念。
⑤異界の進化
ぐう強。
例えば簡単な例として統率者刈り取りの王とか、5マナで呼んでこれで12マナまでサーチ可能。
全色版自然の秩序とも言えなくない性能で、コンボパーツのクリーチャーを拾ってきたり
強烈な奇襲を実現したりと芸の幅が広そう
⑥地獄の樹
とりあえずぱっと思い付いたのはウーズで何かと混ぜたら使ったら面白くなりそうな能力だなと。
献身のドルイドで自分を衰弱させながらアンタップして上手く手順を踏めばそのまま殺せそう(多人数限定だが)
⑦デルバー君最終章?
ウィザード単が打撃力を得るカード。
edh的にはあざみがヤバイことになりそうっていうのはわかった。
⑧ブリセラ
それぞれ単体でもカーリアあたりが使いそう
丁寧に軽量除去打たれると手が止まりやすいカーリアの泣き所を上手くカバーできるといいなぁ
⑨捨て身の歩哨
昂揚達成してると1マナ軽い巨大ゴキブリで、死んでも3/2とそこそこのパンチを持ってるトークンになる。色々不確定だけど1:2交換以上をみれるのはいいと思う基本的に。
EDHで入る枠があるデッキは限られそうだけど
⑩鉄大工の浄化
1マナコストが増えたが追放になった解呪。
プレイヤーの近所のEDH環境次第だけど、別に悪くはないんではなかろか。
⑪神の導き
なんかすごい悪さ出来そうな効果だけど、どうなんだろ。
開幕公開から意図的に自分のライフをゴリゴリ下げたい白含み。うーん。
素直にピンチに使えば20点くらいは回復するカードなんだろうか。
ひたすら拾って打ち続けることでライフを維持しながらライフを使って悪いことをするとか。
少なくともライフはドル並みに為替レートが安定して色々なものに換えられるので、
それをうまく使えるなら。
勝ち負けを主眼に置くと怪しいけど、ネタとしては大味なコンボがいくつか出来るはず。
⑫無視の霊魂
ラフィークとか、ピン除去を嫌う傾向のデッキとかに入りそう。ってか実質、よく入ってる身代わりサイ君の軽量版。
⑬即時落下
待望の安価な能力打消しとしてみても、重いが悪かない。
呪文を唱えたとき~を完全にぶっ潰せるのは面白い。
地味に似たようなどのカウンターとも違ったタイプのカウンター。
⑭誘惑に負けて
血の署名、夜の囁きをインスタントにして1マナ重くしたもの。
EDH的には個人的な感想としては重さ軽さというよりは機会損失の可能性が評価対象で、前述の2つに比べてみると1マナの差よりはソーサリーとインスタントの違いの点でこちらのほうが優秀な気がする。
⑮エムラクールの影響
一見、このカードを置いたところで引き増せるカードの枚数なんてたかが知れてる印象だが。
各種コスト軽減ギミック、コスト軽減カードを併用するとエルドラージ祭りになりそう。
芸のない解答として「全知とコレと糞重エルドラージ」。
基本的には現出でアドをひねり出せるようにというスタンでの役どころなのだろう。
クリーチャーじゃなくてもよければ倍のマナでも使ってたと思う。
EDHでエルドラージをやってどうするんだという話もなくはないが、
ジェネラル召喚に2ドローのおまけがつくって考えるとそこだけはちょっとすごく見えないこともない。
⑯残忍な剥ぎ取り
何こいつ超強い。3ターン目に4/4トランプルを狙えて、それを自身の能力が後押ししてる。
誘発能力も、トランプルを考慮すれば、
実質「殴り続けられる限りは墓地を肥やす」・・・というより、
ほとんど「オプション(墓地肥やしもその一つ)がいくつもある占い独楽」なので強い。
緊急のドローこそ出来ないが、要らない(or墓地に要る)カードを墓地に落とせるので、独楽よりもライブラリーが進められる可能性もあったりする。
まぁクリーチャーなので死ぬときは死ぬけど。
おわり!
個人的には期待感が高まっている。
現時点で成立している統率者のデッキをさらに伸ばすもの、
邪魔せずに補強するもの、
もしかしたら新しい統率者を台頭させるもの、とバリエーションも豊富。
■気になっているものから雑に感想
①新タミヨウ
バントカラーってのはかなり予想を外してきた印象。
EDHでのバントカラーといえばパッと浮かぶのはラフィーク、デリーヴィーあたりが一つ上に出ていると思うんだけど、
こいつらに共通する、というよりはバントカラーのデッキの形の一つとして、
最終的に一撃必殺は視野に入りつつ、基本的にはクリーチャー戦ありきのフローチャートに、大きく寄与するプラスと小マイナスの能力。
プラス能力は自分のクリーチャーはもちろん、相手のクリーチャーを対象にして緩い攻撃抑制というか、ただでは殴られないことにも使えること、
小マイナスは防御に使ってもよいが一撃必殺をキチンと通すために使えること、
奥義はまぁ多く語ることもないでしょう、全知効果の紋章。
単純に4マナで忠誠4スタートというのもいい感じ。
EDH、バントカラー、という点で、3ターン目に3色ある計4マナは普通に出せなくない数字。
割と地味ではない働きをしそうで注目です。
②狼ロボ
まぁもちろんそのままじゃどうしようもないんだけど、
2マナ5/5なら何かしらのP/T参照で5点!って言うためのカードになりうるだろうか。
EDHではちょっと微妙かもしれないけど、こういうカードの変な創造力を刺激する感じ、嫌いじゃないなぁ
きっと本来の想定された役どころは、
マッドネスやらを調子のって使う相手を咎める存在なのだろうけども
③赤い寄付(仔猫)
同じことが違う色で出来るようになるというのは、色が大事なEDHではとてもいいことっぽい。
実際問題、寄付が青じゃなくてこの色だったらなぁとか思うことが多かったので、イタズラが出来る可能性が少し広がった。
些細な差ではあるけど、元祖と違うのは「プレイヤー」が「対戦相手」に変わっていること、
用途的にはまず問題はないけれど。
④ギサとゲラとグリとグラ
ゾンビが墓地から唱えられます!
これだけで例えば始めたばかりの初心者でもいくらでもひどいことが出来ると思う。
基本的にはこれと何かを用意するだけで無限っぽい動きが出来るものが結構ある。
ゲラルフみたいな顔のちょっと神経質っぽくてくたびれた感じの外人のおっさんはどストライクです。現代ドラマなら元刑事で仕事頑張りすぎて妻と子に逃げられた感じの。
それはそうと、「ギサ単体」のカードと「ゲラルフ単体」のカードと「ギサとゲラ」のカードが自分の場に全部並ぶのが地味に面白い気がします。
ほとんどシナジーはないのであんま意味はないですが。
って思ってたんですけどなんか毎ターン1回だけみたいな感じらしいですね。残念。
⑤異界の進化
ぐう強。
例えば簡単な例として統率者刈り取りの王とか、5マナで呼んでこれで12マナまでサーチ可能。
全色版自然の秩序とも言えなくない性能で、コンボパーツのクリーチャーを拾ってきたり
強烈な奇襲を実現したりと芸の幅が広そう
⑥地獄の樹
とりあえずぱっと思い付いたのはウーズで何かと混ぜたら使ったら面白くなりそうな能力だなと。
献身のドルイドで自分を衰弱させながらアンタップして上手く手順を踏めばそのまま殺せそう(多人数限定だが)
⑦デルバー君最終章?
ウィザード単が打撃力を得るカード。
edh的にはあざみがヤバイことになりそうっていうのはわかった。
⑧ブリセラ
それぞれ単体でもカーリアあたりが使いそう
丁寧に軽量除去打たれると手が止まりやすいカーリアの泣き所を上手くカバーできるといいなぁ
⑨捨て身の歩哨
昂揚達成してると1マナ軽い巨大ゴキブリで、死んでも3/2とそこそこのパンチを持ってるトークンになる。色々不確定だけど1:2交換以上をみれるのはいいと思う基本的に。
EDHで入る枠があるデッキは限られそうだけど
⑩鉄大工の浄化
1マナコストが増えたが追放になった解呪。
プレイヤーの近所のEDH環境次第だけど、別に悪くはないんではなかろか。
⑪神の導き
なんかすごい悪さ出来そうな効果だけど、どうなんだろ。
開幕公開から意図的に自分のライフをゴリゴリ下げたい白含み。うーん。
素直にピンチに使えば20点くらいは回復するカードなんだろうか。
ひたすら拾って打ち続けることでライフを維持しながらライフを使って悪いことをするとか。
少なくともライフはドル並みに為替レートが安定して色々なものに換えられるので、
それをうまく使えるなら。
勝ち負けを主眼に置くと怪しいけど、ネタとしては大味なコンボがいくつか出来るはず。
⑫無視の霊魂
ラフィークとか、ピン除去を嫌う傾向のデッキとかに入りそう。ってか実質、よく入ってる身代わりサイ君の軽量版。
⑬即時落下
待望の安価な能力打消しとしてみても、重いが悪かない。
呪文を唱えたとき~を完全にぶっ潰せるのは面白い。
地味に似たようなどのカウンターとも違ったタイプのカウンター。
⑭誘惑に負けて
血の署名、夜の囁きをインスタントにして1マナ重くしたもの。
EDH的には個人的な感想としては重さ軽さというよりは機会損失の可能性が評価対象で、前述の2つに比べてみると1マナの差よりはソーサリーとインスタントの違いの点でこちらのほうが優秀な気がする。
⑮エムラクールの影響
一見、このカードを置いたところで引き増せるカードの枚数なんてたかが知れてる印象だが。
各種コスト軽減ギミック、コスト軽減カードを併用するとエルドラージ祭りになりそう。
芸のない解答として「全知とコレと糞重エルドラージ」。
基本的には現出でアドをひねり出せるようにというスタンでの役どころなのだろう。
クリーチャーじゃなくてもよければ倍のマナでも使ってたと思う。
EDHでエルドラージをやってどうするんだという話もなくはないが、
ジェネラル召喚に2ドローのおまけがつくって考えるとそこだけはちょっとすごく見えないこともない。
⑯残忍な剥ぎ取り
何こいつ超強い。3ターン目に4/4トランプルを狙えて、それを自身の能力が後押ししてる。
誘発能力も、トランプルを考慮すれば、
実質「殴り続けられる限りは墓地を肥やす」・・・というより、
ほとんど「オプション(墓地肥やしもその一つ)がいくつもある占い独楽」なので強い。
緊急のドローこそ出来ないが、要らない(or墓地に要る)カードを墓地に落とせるので、独楽よりもライブラリーが進められる可能性もあったりする。
まぁクリーチャーなので死ぬときは死ぬけど。
おわり!
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