■EDHにおけるカウンター呪文の選び方の話 【準備】編
2016年3月2日 MTG/EDH/◯◯話■EDHにおける〇〇の話シリーズ そのいち
「EDHにおけるカウンター呪文の選び方の話」 【準備】編
→ここ
■EDHにおける〇〇の話シリーズ まとめ
http://silverrabbit.diarynote.jp/201603021001279963/
■以下の内容は基本的に
・個人的視点からなので無自覚に嘘を言う事が考えられますし、主観的記述が中心です
・EDHでの話です
・多少の調べ物はしつつ書くけど根本的には勉強・実践が足りてないです
・考える事・再確認する事がメインの目的となっております。
正確性とかそういうのは副産物の中に紛れてればいいな位のスタンスです。
■カウンター呪文も色々あるけど何を使えばいいのか。
最近はすっかり考えるのを面倒くさがって、カウンターも定番とか強いと評判のものをざっと入れてしまいがちだったりして、ここらで一度かなり初心者的部分から考え直してみるのも一つ勉強かなとかおもったりした。
とりあえずまず準備編として、カウンター呪文の基本的な事を考えてみる。
■カウンター呪文の種類
おおざっぱには3種類。「確定カウンター」「不確定カウンター」「条件付きカウンター」
■確定カウンターとは
確定カウンターってのは何さ?って話からすると詰まる所、
「対象の呪文の種類を選ばず」「確実に」打ち消せる呪文の総称。一番基本的なカウンター呪文。
確定カウンターの代表例としては
対抗呪文/Counterspell
秘儀の否定/Arcane Denial
雲散霧消/Dissipate
など。
■不確定カウンターとは
確定カウンターとの違いは、唱えても「相手の対応次第で効果を発揮しない」もの。
ここでの相手の対応ってのは、フィズらせるとかそういうのではなくて、
例えばマナ漏出/Mana Leakは相手が追加で3マナ払うとカウンター効果を失ってしまうし、
当惑/Perplexは相手が手札を全て捨てるとカウンター効果を失う。
要は相手に、素直に打ち消されるか代わりに別の損をするか選ぶ機会がある物、と言ってもいい。
この「別の損」は基本的には追加のマナ支払いを要求するもので、確実に打ち消すには払うマナが残ってない状況で撃つなどが必要になってくる様に
確定カウンターと比較して撃つタイミングや状況を選ぶ必要がある。
考えようによっては、確定カウンターよりも駆け引きの材料になりやすかったりなど一概にデメリットとか弱点と言いにくい事もある。
■条件付きカウンターとは
「対象に出来る呪文の種類が限られている」カウンター。
霊魂放逐/Remove Soulはクリーチャー呪文しか対象にとれないし、
払拭/Dispelはインスタント呪文しか対象にとれない。
赤霊破/Red Elemental Blastは青い呪文だけ。
こんな風に、対象に取る事自体に条件がある。
ちなみに、不確定カウンターと条件付きカウンターは複合する場合がある。
呪文貫き/Spell Pierceはクリーチャーでない呪文を対象に取る事が出来て、相手が追加2マナ払うと無効化してしまうという様な。
■それぞれの比較
基本的には(当然例外もあるが)、確定カウンターに比べて他の二つは
「総コストが軽め」
「色拘束が薄め」
という傾向にある。
★ざっくりまとめ★
カウンターは大きく分けて3種類
「確定カウンター」
→「何でも打ち消せる」「確定で打ち消せる」「コストは重め・濃いめ」
「不確定カウンター」
→「何でも打ち消せる」「状況・タイミング次第で打ち消せない」「コストは軽め・薄め」
「条件付きカウンター」
→「打ち消せる呪文が限定されている」「確定で打ち消せる」「コストは軽め・薄め」
■カウンター呪文の良し悪しの見かた
重要視されているのは大体次の要素。
1:「コストの軽さ」
カウンター呪文を手札に持っていても、それを唱える為のマナを確保しないと当然撃てない。
でもそのためにマナを残しておくことで自分の展開が遅れたりしてしまうのもよくない訳で。
カウンター呪文が軽ければ軽いほど、そういう他の行動の遅れを減らす事が出来るし、
隙が小さくなる。
2:「おまけの強さ」
解消/Dissolveというカウンター呪文は、対象の呪文を打ち消しながら占術1が出来る。
放逐/Dismissというカウンター呪文は、対象の呪文を打ち消しながらカードを1枚引ける。
こんな風に呪文を打ち消しながらさらに何かがついて来る呪文がある。
基本的にはそのおまけの分だけコストは重くなる訳だけど、それを踏まえても1アクションで二つのメリットが発生する事は単純に1つ得をする事になる。
1の「コストの軽さ」も大事なことを考えると、要はおまけの分重くなったコストは、そのおまけに見合っているか?というのが大事。
それは例えば、3つ目の要素にも繋がるけど、
もしも、カウンターしつつカードを4枚引けちゃうすごいカウンター呪文があるとして、
それを唱える為に10マナ必要だったら、そのおまけはコストに見合ってるんだろうか?
でもそれって、唱えられるのか?って事も考えなくちゃいけない。
3:「唱えられる機会が多いか」
これも「コストの軽さ」に重なる部分もあるが、主にカウンター呪文の種類にかかわる話。
例えば、本質の散乱/Essence Scatterという2マナのカウンター呪文はクリーチャー呪文しか打ち消せない。
否認/Negateという呪文は同じ2マナだけど、クリーチャー呪文以外の呪文が消せる。
どっちの方が相手の行動を妨害するチャンスが多いだろうか。
という簡単な話は当然のこと、
払拭/Dispelはインスタント呪文しか打ち消せないけど、インスタント呪文を使わないデッキなんてあるんだろうか?なんていうレギュレーションとかデッキの基本的な作り方の話にもなったりするし、
堂々巡り/Circular Logicという呪文は自分の墓地のカード枚数分の点数の追加マナを要求するカウンター呪文だけど、このデッキの動きはそんなに沢山墓地にカードを貯められるかな?有効に使えるかな?という、自分のデッキとの相談にもなったりする。
★ざっくりまとめ2★
1:唱えられなきゃ意味がない
→「コストの軽さ」「対象に取れる範囲」
2:よりお得感があると素敵
→「おまけの強さ」「おまけの部分の費用対効果」
3:唱えた時にそのカードの実力を出せるか
→「レギュレーションや環境と相談」「自分のデッキと相談」
このあたりを念頭に置きつつ、次回から
【確定カウンター】編 http://silverrabbit.diarynote.jp/201603022011495805/
【不確定カウンター】編 http://silverrabbit.diarynote.jp/201603092226141579/
【条件付きカウンター】編
【まとめ】編 http://silverrabbit.diarynote.jp/201603092126513707/
とやっていきます。
「EDHにおけるカウンター呪文の選び方の話」 【準備】編
→ここ
■EDHにおける〇〇の話シリーズ まとめ
http://silverrabbit.diarynote.jp/201603021001279963/
■以下の内容は基本的に
・個人的視点からなので無自覚に嘘を言う事が考えられますし、主観的記述が中心です
・EDHでの話です
・多少の調べ物はしつつ書くけど根本的には勉強・実践が足りてないです
・考える事・再確認する事がメインの目的となっております。
正確性とかそういうのは副産物の中に紛れてればいいな位のスタンスです。
■カウンター呪文も色々あるけど何を使えばいいのか。
最近はすっかり考えるのを面倒くさがって、カウンターも定番とか強いと評判のものをざっと入れてしまいがちだったりして、ここらで一度かなり初心者的部分から考え直してみるのも一つ勉強かなとかおもったりした。
とりあえずまず準備編として、カウンター呪文の基本的な事を考えてみる。
■カウンター呪文の種類
おおざっぱには3種類。「確定カウンター」「不確定カウンター」「条件付きカウンター」
■確定カウンターとは
確定カウンターってのは何さ?って話からすると詰まる所、
「対象の呪文の種類を選ばず」「確実に」打ち消せる呪文の総称。一番基本的なカウンター呪文。
確定カウンターの代表例としては
対抗呪文/Counterspell
秘儀の否定/Arcane Denial
雲散霧消/Dissipate
など。
■不確定カウンターとは
確定カウンターとの違いは、唱えても「相手の対応次第で効果を発揮しない」もの。
ここでの相手の対応ってのは、フィズらせるとかそういうのではなくて、
例えばマナ漏出/Mana Leakは相手が追加で3マナ払うとカウンター効果を失ってしまうし、
当惑/Perplexは相手が手札を全て捨てるとカウンター効果を失う。
要は相手に、素直に打ち消されるか代わりに別の損をするか選ぶ機会がある物、と言ってもいい。
この「別の損」は基本的には追加のマナ支払いを要求するもので、確実に打ち消すには払うマナが残ってない状況で撃つなどが必要になってくる様に
確定カウンターと比較して撃つタイミングや状況を選ぶ必要がある。
考えようによっては、確定カウンターよりも駆け引きの材料になりやすかったりなど一概にデメリットとか弱点と言いにくい事もある。
■条件付きカウンターとは
「対象に出来る呪文の種類が限られている」カウンター。
霊魂放逐/Remove Soulはクリーチャー呪文しか対象にとれないし、
払拭/Dispelはインスタント呪文しか対象にとれない。
赤霊破/Red Elemental Blastは青い呪文だけ。
こんな風に、対象に取る事自体に条件がある。
ちなみに、不確定カウンターと条件付きカウンターは複合する場合がある。
呪文貫き/Spell Pierceはクリーチャーでない呪文を対象に取る事が出来て、相手が追加2マナ払うと無効化してしまうという様な。
■それぞれの比較
基本的には(当然例外もあるが)、確定カウンターに比べて他の二つは
「総コストが軽め」
「色拘束が薄め」
という傾向にある。
★ざっくりまとめ★
カウンターは大きく分けて3種類
「確定カウンター」
→「何でも打ち消せる」「確定で打ち消せる」「コストは重め・濃いめ」
「不確定カウンター」
→「何でも打ち消せる」「状況・タイミング次第で打ち消せない」「コストは軽め・薄め」
「条件付きカウンター」
→「打ち消せる呪文が限定されている」「確定で打ち消せる」「コストは軽め・薄め」
■カウンター呪文の良し悪しの見かた
重要視されているのは大体次の要素。
1:「コストの軽さ」
カウンター呪文を手札に持っていても、それを唱える為のマナを確保しないと当然撃てない。
でもそのためにマナを残しておくことで自分の展開が遅れたりしてしまうのもよくない訳で。
カウンター呪文が軽ければ軽いほど、そういう他の行動の遅れを減らす事が出来るし、
隙が小さくなる。
2:「おまけの強さ」
解消/Dissolveというカウンター呪文は、対象の呪文を打ち消しながら占術1が出来る。
放逐/Dismissというカウンター呪文は、対象の呪文を打ち消しながらカードを1枚引ける。
こんな風に呪文を打ち消しながらさらに何かがついて来る呪文がある。
基本的にはそのおまけの分だけコストは重くなる訳だけど、それを踏まえても1アクションで二つのメリットが発生する事は単純に1つ得をする事になる。
1の「コストの軽さ」も大事なことを考えると、要はおまけの分重くなったコストは、そのおまけに見合っているか?というのが大事。
それは例えば、3つ目の要素にも繋がるけど、
もしも、カウンターしつつカードを4枚引けちゃうすごいカウンター呪文があるとして、
それを唱える為に10マナ必要だったら、そのおまけはコストに見合ってるんだろうか?
でもそれって、唱えられるのか?って事も考えなくちゃいけない。
3:「唱えられる機会が多いか」
これも「コストの軽さ」に重なる部分もあるが、主にカウンター呪文の種類にかかわる話。
例えば、本質の散乱/Essence Scatterという2マナのカウンター呪文はクリーチャー呪文しか打ち消せない。
否認/Negateという呪文は同じ2マナだけど、クリーチャー呪文以外の呪文が消せる。
どっちの方が相手の行動を妨害するチャンスが多いだろうか。
という簡単な話は当然のこと、
払拭/Dispelはインスタント呪文しか打ち消せないけど、インスタント呪文を使わないデッキなんてあるんだろうか?なんていうレギュレーションとかデッキの基本的な作り方の話にもなったりするし、
堂々巡り/Circular Logicという呪文は自分の墓地のカード枚数分の点数の追加マナを要求するカウンター呪文だけど、このデッキの動きはそんなに沢山墓地にカードを貯められるかな?有効に使えるかな?という、自分のデッキとの相談にもなったりする。
★ざっくりまとめ2★
1:唱えられなきゃ意味がない
→「コストの軽さ」「対象に取れる範囲」
2:よりお得感があると素敵
→「おまけの強さ」「おまけの部分の費用対効果」
3:唱えた時にそのカードの実力を出せるか
→「レギュレーションや環境と相談」「自分のデッキと相談」
このあたりを念頭に置きつつ、次回から
【確定カウンター】編 http://silverrabbit.diarynote.jp/201603022011495805/
【不確定カウンター】編 http://silverrabbit.diarynote.jp/201603092226141579/
【条件付きカウンター】編
【まとめ】編 http://silverrabbit.diarynote.jp/201603092126513707/
とやっていきます。
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